📣【IPOカレンダー】今後2週間(2026年10月13日〜10月26日)の新規上場予定は計2社。東証プライム市場への直接上場となる大型案件「アイビスホールディングス」と、グロース市場へ登場するITベンチャー「ルクレ」の動向に要注目。 ▼① 9334 アイビスホールディングス(東証プライム・医療・福祉) 📝会社概要・事業内容 ・超高齢社会のニーズに即した、医療・福祉分野における総合アウトソーシングおよび施設運営プラットフォーム事業を展開 ・全国規模での訪問看護ステーション運営、介護報酬ファクタリングサービス、および医療機関向け経営コンサルティングの3事業が主軸 📝直近の業績推移 ・直前期売上高:185億4,000万円(前年同期比+14.2%)、経常利益:21億8,000万円(同+18.5%)と、2桁の増収増益を継続 ・今期予想売上高:210億円、経常利益:25億円を見込み、過去最高業績を更新予定 ・ROE(自己資本利益率):18.5%と、業界平均を大きく上回る高水準を維持 📝注目ポイント ・東証プライム市場への直接上場案件であり、初値決定後のTOPIX(東証株価指数)買い需要や、国内外の機関投資家による組み入れ需要が期待される点 ・価格決定プロセスや仮条件のレンジ設定が、今後のプライムIPO市場のセンチメントを占う試金石となる見通し 📝成長ドライバー・強み ・医療・介護現場のオペレーションを劇的に効率化する「独自開発のプロダクト群」が、市場シェアを急速に拡大させる原動力 📝投資判断のポイント・懸念点 ・国策としての診療報酬・介護報酬改定が業績に与える影響や、想定仮条件に対するバリュエーションの妥当性についての慎重な検証が必要 ▼② 648A ルクレ(東証グロース・情報・通信業) 📝会社概要・事業内容 ・現場のデジタル化(現場DX)を支援する画像管理ソリューションおよび建設・製造業向けSaaS「蔵衛門」シリーズの開発・販売 ・現場写真のクラウド管理から電子黒板機能、報告書作成自動化までをワンストップで提供し、現場作業の省力化に貢献 📝直近の業績推移 ・直前期売上高:38億2,000万円(前年同期比+24.8%)、営業利益:5億6,000万円(同+31.2%)と高成長・高収益を両立 ・課金ユーザー数:15万件を突破、ARR(年間経常収益):26億円とストック型収益比率が向上 ・解約率(チャーンレート):月平均0.6%と、極めて高い顧客ロイヤルティを確立 📝注目ポイント ・「建設2024年問題」や労働力不足を背景とした、現場DX市場の急速な拡大 ・グロース市場における久々の有力SaaS案件であり、個人投資家の短期資金のみならず、中長期投資家からの関心も高い点 📝成長ドライバー・強み ・現場作業員のワークフローに深く食い込んだ独自のユーザーインターフェースと、強力な代理店網による販売チャネルが圧倒的な障壁 📝投資判断のポイント・懸念点 ・新規顧客獲得コスト(CAC)の推移や、今後の競合他社による類似サービスの台頭に伴う成長率鈍化リスクの見極めが必要 ▼投資家が押さえておくべき全体像 ・プライム上場の「アイビスホールディングス」によるディフェンシブかつ安定的な成長性と、グロース上場の「ルクレ」によるDXテーマ性と高成長性という、対極の魅力を持つ2社 ・市場全体の地合いやIPOセクターへの資金流入状況を見極めつつ、仮条件決定後のバリュエーション分析を精緻に行うことが投資戦略の要 さらに詳しい分析は、プロフィール欄のリンクから特設ページでご覧いただけます。 ──────────────────── 📊 IPO企業情報AI分析レポート 担当:大手町調査室九課 https://ipo.finance-tower.com/ #IPO #新規上場 #IPOカレンダー #株式投資